LSI設計を支援するEDA開発


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最先端の技術に触れ、幅広い知識が身につく

設計と製造間の「最後の砦」

私の部署では設計に欠かせないEDAツールの開発および管理・運用を行っています。EDA(Electronic Design Automation)とはコンピュータ支援によって設計を自動化することで、設計だけでなく検証などのための数多くのツールがあります。私の主な担当はレイアウトデータを確認するツールの管理・開発です。ツールは他社製品に対してインターフェイスツールを作成し使用する場合と一から開発する場合があります。(このインターフェイスツールを他社製品とともに使用することで、SONY仕様の使いやすいものにしています。)
レイアウトデータは直接生産に関連し、もし問題があれば製造不良などが生じてしまうため、確認はとても重要です。実際には製造装置の制約などから決まる幾何学的なルールを満たしているか、素子間の接続がレイアウトデータと一致しているかなどを検証するツールを開発し、設計者に渡して検証してもらいます。

データを設計から製造へと受け渡す際の「最後の砦」として責任の重い仕事ですが、やりがいがあります。また設計と製造の両方を客観的に見ることができ視野が広がります。以前、あるLSIに問題が生じたとき、こちらから提案した内容が取り入れられることで品質改善につながり、とてもうれしく感じました。
  この業務は現在の半導体業界が進めている高密度化・微細化と密接に関連しています。いっそう複雑化するレイアウト上の制約への対応や、その中で設計効率向上や品質改善をどのように実現していくかを考えるのも重要なミッションです。
 EDAツールの仕事はLSIの最先端の技術に触れることができる上に、設計や製造の知識も幅広く身につけることができます。将来はさらに知識を深め、社会のニーズをしっかりとらえることのできる視野の広いエンジニアになりたいですね。

わたしの1日の仕事の流れ

9:00~10:00 メールの確認。質問事項や業務への相談検討事項の回答など。
10:00~11:00 グループミーティングへ出席。業務の進捗状況の確認やグループ内で抱えている問題などをその場でメンバーと検討します。
11:00~11:45 デザインレビューに出席。プログラムを正式にリリースする際に、発表を行い、プログラムが正しくできているかどうか精査してもらいます。
11:45~12:35 お昼休み。会社の食堂にて昼食。昼食後は会社の周りの自然を感じつつウォーキング。
12:35~15:00 新しいLSIのレイアウトデータ確認用プログラムを作成。
15:00~15:10 休憩。お茶を飲みながら、周りの方々と世間話。
15:10~18:00 引き続き、確認用プログラムを作成。
18:00~20:00 確認用プログラムの動作確認を行いつつ、デザインレビューに向けた資料の作成。

20:00~ 帰宅。
 

profile
Takashi Yoshifuku
入社年:2001年入社
専攻:電気工学
学生時代の研究/活動・入社のきっかけ:「シリコン表面における水素原子の吸着/脱離メカニズム解析」というのが研究テーマで、主にその解析で使用していたプログラムや実験装置の作成などを中心に行い、メカニズム分析を行っていました。研究を活かす仕事がしたかったことと、地元で仕事がしたかったのが選んだポイントです。面接を受けたところ、とてもなごやかな雰囲気で仕事がやりやすそうだったので、入社を決めました。